猫におすすめの噛むおもちゃ7選!必要な理由や選び方も解説

猫にとって噛むことは、狩りの本能や愛情表現など、さまざまな意味を持つ重要な行為です。しかし、愛猫が自分の手足や家具を噛んでしまうため困っている方も多いのではないでしょうか。このように噛み癖がある場合は叱らず、噛むおもちゃを与えて猫の欲求を満たしてあげましょう。

本記事では、猫におすすめの噛むおもちゃを厳選してご紹介します。猫にとって噛むおもちゃが必要な理由や、猫が喜ぶ噛むおもちゃの選び方なども詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

猫にとって噛むおもちゃが必要な理由

猫が飼い主や家具を噛む理由は、狩猟本能や防衛本能、愛情表現や遊びたい欲求などがあげられます。また、歯の生え変わりが痒くて噛むこともあり、生後3~7か月頃は身近にあるものを何でも噛んでしまうことも。噛み癖がついてしまうと改善が大変なため、飼い主や家具を噛まないよう対策するのが必要になります。

そこで大きな役割を果たすのが噛むおもちゃです。噛むおもちゃであれば猫が思う存分ストレスを発散でき、噛み癖をしつけることもできます。猫が自分の手足や家具を噛むことを叱るのではなく、安心して遊べる噛むおもちゃを与えましょう。

さらに、デンタルケアができる噛むおもちゃもあります。猫は口腔内のトラブルが多く、定期的なケアが欠かせません。そのため、遊びながらデンタルケアができるおもちゃを与えれば、ストレス発散と病気の予防もでき、一石二鳥といえるでしょう。

猫の噛むおもちゃの選び方

耐久性を重視

猫の噛むおもちゃを選ぶ際は、耐久性があるかチェックすることが重要です。猫の牙は鋭く、咬合力(こうごうりょく)は約100kgになるともいわれています。人間の咬合力が約60kgといわれているため、猫の噛む力は非常に強いといえるでしょう。猫の噛むおもちゃは傷みやすいため、長く使用できるものを選ぶのがポイントです。

安全性をチェック

噛むおもちゃは猫が口の中に入れるため、安全性に配慮した商品かチェックしましょう。特に子猫の場合は誤飲してしまう危険もあるため、誤飲のリスクが低い商品を選ぶことが大切です。

また、噛むおもちゃは唾液で汚れやすいため、洗いやすいタイプを選ぶと便利です。猫が安心して遊べるよう、噛むおもちゃは清潔に保っておきましょう。

デンタルケアができる

猫と人では口腔内の仕組みが異なり、虫歯菌が生息しにくい環境になっているため、猫は虫歯にならないとされています。しかし、猫は歯周病になりやすく、口腔内トラブルの中では最も多い病気のひとつです。そのため、日頃から口腔内を清潔に保つことが重要といえます。

子猫の頃から歯みがきを習慣化できていれば問題ありませんが、成猫になってから習慣化するのは難しい傾向にあります。そのような場合は、デンタルケアができる噛むおもちゃを選ぶのがおすすめです。

猫の興味を引きやすい

せっかく噛むおもちゃを与えても、猫によっては興味を示さない場合もあります。猫じゃらしのように追いかけて遊ぶタイプのおもちゃではないため、好き嫌いが別れる傾向にあるのです。そのため、キャットニップ(猫が好きな匂いのハーブ)やまたたびが含まれた噛むおもちゃを選ぶことで、猫の興味を引きやすくなります。

これらのポイントを検討し、愛猫が喜んでくれる噛むおもちゃを選びましょう。

猫におすすめの噛むおもちゃ7選

Petstages「デンタル・チューマウス(2コセット)」

Petstages「デンタル・チューマウス(2コセット)」は、ネズミの胴体部分がネットになっており、噛むことでデンタルケアも可能なおもちゃです。キャットニップが入っており、猫の興味を引きやすいのもポイントとなっています。

また、お手入れは固く絞った濡れ布巾で拭けば良く、簡単に清潔に保つことができます。ただし、尻尾の部分を噛みちぎって誤食してしまう可能性があるため、心配な方はあらかじめ切っておくといいでしょう。

ドギーマンハヤシ「にゃんデント ヘチマでハミガキ」

ドギーマンハヤシ「にゃんデント ヘチマでハミガキ」は、犬より噛む力が弱い猫のために、軽量かつ柔らかいヘチマ素材を使用したおもちゃです。噛むことで歯間ブラシのように汚れを落とすことができ、歯みがきが苦手な猫も遊びながらデンタルケアができます。

また、無添加のまたたび粉末が付属しており、おもちゃにふりかけることで猫が遊んでくれやすくなります。

ドギーマンハヤシ「にゃんデント コットンでハミガキ スティック」

ドギーマンハヤシ「にゃんデント コットンでハミガキ スティック」は、コットンで作られたロープ状のおもちゃで、コットンが歯に食い込むことでデンタルケアを行える商品です。またたび粉が付属しているため、歯みがきが苦手な猫も興味を持ってくれやすくなります。先端には鳥の羽がついており、さらに猫の興味を引きやすい仕様です。

お手入れ方法も簡単で、汚れたら水洗いし、水気を切って陰干しできます。ただし、ロープの結び目に汚れが溜まりやすいので、しっかりと乾かしてから使用してください。

ドギーマンハヤシ「じゃれ猫マタタビ ぐねぐねデンタル さかにゃん」

ドギーマンハヤシ「じゃれ猫マタタビ ぐねぐねデンタル さかにゃん」は、突起を噛むことで歯垢を落としてくれるおもちゃです。こちらは柔らかい素材で作られており、噛む力が弱まってきた老描にもおすすめの商品となっています。

おもちゃ本体にまたたびが練り込まれているため、後から粉末などをふりかける必要もなく、猫の興味を引きやすい点も魅力です。猫の唾液で汚れた場合は、濡らしたタオルなどで拭きとって乾かしてから使用しましょう。

サンドラッグe-shop
¥398 (2024/05/27 17:52時点 | 楽天市場調べ)

マルカン「かむかむTOYS ねずみちゃん」

マルカン「かむかむTOYS ねずみちゃん」は麻とメッシュ素材で作られており、噛むことでデンタルケアができるおもちゃです。カラカラと音がするようになっているため、音で猫が興味を惹かれやすくなります。

また、猫がくわえやすいよう薄めに作られているため、子猫がいる家庭にもおすすめです。使用する際は、猫の目の前で振ったり、音を鳴らしたりしておもちゃであることを教えてあげましょう。

ペッツルート「まゆ歯みがき じゃらし」

ペッツルート「まゆ歯みがき じゃらし」は、紐の先端にまゆ玉がついたじゃらしタイプの噛むおもちゃです。まゆ玉を噛むことで絹糸が歯間ブラシのような役割を果たし、汚れを落とします。カラカラと音がする仕様になっており、またたびの実も入っているため猫の興味を引きやすいおもちゃといえるでしょう。

また、本体はすべて天然素材で作られており、糊付けには食品衛生法適合品を使用しているため、安全性も配慮されています。ただし、使用する際は猫が棒の先で喉を突いてしまわないよう注意して使ってください。

ペティオ「らくらくデンタルTOYじゃらし フィッシュ」

ペティオ「らくらくデンタルTOYじゃらし フィッシュ」は、先端に魚の形をしたメッシュ生地のパーツがついているおもちゃです。メッシュ生地を噛むことでブラッシング効果が期待でき、またたびも入っているため猫が遊んでくれやすい商品となっています。

じゃらしタイプの噛むおもちゃは、猫とコミュニケーションを取りながら運動不足も解消してあげられることがメリットです。使用後は乾いた布などで拭き、いつも清潔に保っておきましょう。

猫が安心して遊べる噛むおもちゃを選ぼう

今回は、猫におすすめの噛むおもちゃや、噛むおもちゃの選び方などについてご紹介しました。噛むおもちゃを与えれば猫の欲求を満たしてあげることができ、商品によっては遊びながらデンタルケアも可能です。

また、飼い主や家具などを噛む癖も改善される場合があるため、猫と飼い主の双方にメリットがあります。本記事を参考にしながら、愛猫が喜ぶ噛むおもちゃを選んでください。